Pocket

転職サイトを利用して転職をしようと考えているが、なかなか前に進めずにいるという人へ。転職サイトを利用していると、大手企業からスカウトメールが来ることもありますね。
しかも、そのスカウトメールは定型文のような「大量に一斉送信しているのか?」と思えるような内容だったりします。

転職活動をしている人の中には、このスカウトメールは何を意味するのか、どのように進めて行ってよいのか分からない!という人も少なくありません。
まず、転職サイトのスカウト機能の仕組みはどのようになっているのか、どのようにして私たちの元へスカウトメールが届くのかを知ることが、転職を成功させる大きなヒントになります。

転職サイトのスカウト機能はどんな仕組み?

転職サイトから送られてくるスカウトメールですが、自分のプロフィールに合った自分あてへのメールならスカウトだと納得できます。

しかし、経験のない業種だったリ、不特定多数を対象とした文面のスカウトメールが来るのが現実です。

では、転職サイトのスカウト機能はどのような仕組みなのでしょうか。
その実態について、解説していきます。

スカウト機能の仕組み

転職サイトを利用していると送られてくるスカウトメールですが、これってスカウトと呼んでよいものなのか?と疑問に思うようなメールが多いと思います。

実は、スカウト機能で大体同時刻に送られてくるスカウトメールは、登録者の職業履歴や希望する職種などからフィルターにかけられてマッチしたものが送られてくるのです。

ですから、このようなメールは、残念ながら企業側があなたのプロフィールを確認してあなたに来て欲しい!と思って送っているわけではありません。
しかし、あなたと企業でマッチする点があるから送られてくるので、新しい視点から職探しをしたり求人情報を見たりするような感覚で利用すると便利だと言えます。

ただし、全てのスカウトメールがそうかと言ったらそれも違います。
なかにはあなたのプロフィールを見て、面接にぜひ来てほしい!というスカウトメールも存在するのも事実です。
転職サイトのスカウト機能を使って転職を成功させるには、これらの見極めも大切になってきます。

企業が一斉送信していることもある

スカウトメールは、企業側が求める人材にマッチした人をフィルターにかけて送られてきます。それは数人というわけではなく、何十人、何百人にもなる人たちへの一斉送信なので、もし面接に行っても内定が取りやすいというわけではありません。

面接に行ったら、普通に面接に来た人と同じ扱いになると考えておきましょう。

つまり、希望理由を聞かれて、スカウトが来たということを伝えても首をかしげられてしまう事になります。
その場合は、スカウトメールの存在は忘れて就職希望理由を用意していくと良いでしょう。

スカウトメールは企業側に料金がかかる

転職サイトによって異なりますが、転職サイトの殆どが求職者は無料で利用できることが多いです。
それは何故なのかというと、企業側が掲載の為に料金を支払っているからです。

企業の掲載料はプラン・オプション追加などで異なりますが、スカウトメールを送る機能にも少なからず料金が発生しているのです。
このことから、一斉送信で来るスカウトメールでさえ企業側は料金を支払っていると言えます。

その為、企業は誰彼かまわずメールを送っているということはほとんどありません。
つまり、一斉送信であっても、一応は企業側が求める人材にちゃんとマッチしているということです。
以上のことから、スカウトメールを受け取ったことで特別扱いを受けることはなくても、自分に合ったまたは歓迎されやすい企業との出会いに繋がるとも言えます。

スカウト機能のメリットとは?

スカウト機能はその名前ほど、期待度の高いシステムではないことが分かりました。
しかし、がっかりすることではありません。
スカウト機能には以下のようなメリットがあります。

・自分に合った求人情報を見ることができる
・新しい職種の発見につながる
・思ってもみなかった大企業から本当のスカウトが来る可能性がある

このように、スカウト機能を使えば求人を効率良く見つけられ、また自分の考えには無かった新しい道も開ける可能性があります。
スカウトをうまく利用すれば、転職活動を成功させることも十分に可能なのです。

スカウトの種類と企業の本気度の見分け方

スカウトメールの殆どは一斉送信で送られて来る企業PRのようなものが多いのですが、スカウトの種類によっては企業から個人的にオファーが届くこともあります。
スカウトの種類ごとの企業からのスカウトの本気度を知ることでスカウトを有効活用して、就職活動の時間を短縮することが可能です。

例えばリクナビでは、設定によって受け取れるオファーの種類が全部で3種類あります。
では、それぞれどのようなスカウトメールの内容なのか説明します。

オープンオファー

オープンオファーというのが、最初に説明させてもらった企業PRのようなスカウトメールです。説明会への参加の案内や、こんな人材を募集していますがどうですか?という内容のスカウトメールが届きます。企業があなたの登録情報を確認したわけではないので注意が必要です。

オープンオファーから転職へ繋げるには…

オープンオファーが来た企業に興味がある場合は、「応募」または「説明会申し込み」から企業にアプローチします。つまり、スカウトメールを受け取らずに応募または説明化会に参加した人たちと同じ扱いになるということです。

興味通知オファー

興味通知オファーは、企業があなたの登録情報を見て興味があると判断された場合に届くスカウトメールです。本当にあなたがオファーを受けたいのか、確認のメールとも言えます。
これが来たからと言って必ず内定や転職に繋がるとは言いきれませんが、オープンオファーよりも明らかに期待度の高いスカウトメールだと言って良いでしょう。

興味通知オファーから転職へ繋げるには…

興味オファーが来て、その企業にあなたも興味があるのであれば「興味がある」を返信しましょう。その確認が取れてから、企業から説明会や面接の案内が届くといった段取りです。ただし、「興味がある」を返信しても、案内が必ず帰ってくるとは限りません。

プライベートオファー

このオファーが来た人はかなり期待度が高いと言って良いでしょう。企業があなたの登録情報を確認したうえで、ぜひ面接に来て欲しいと思われた場合に届くオファーです。
個別面接が受けられるほか書類選考が免除になるので、転職にかなり近づけるスカウトメールと言って良いでしょう。

プライベートオファーから転職へ繋げるには…

企業から直々に面接のオファーが来ているので、興味がある企業だった場合は「面接もしくは面談希望」を返信します。辞退したい場合は「面接もしくは面談辞退」を返信しましょう。ただし、プライベートオファー=内定というわけではないので注意してください。

スカウト機能の便利な使い方

スカウト機能をもうすでに利用しているという人でも、スカウトメールの意味が分からずに上手く転職に活かせていないという人も多いと思います。
そこで、スカウトメールを使って転職を成功させるためにできることや便利な使い方についてお話します。

スカウトメールを増やすコツ

スカウトメールが増えれば、それだけ転職への視野を広げることができます。
また、企業からの個人面接オファーが来る可能性もあります。

そこで、スカウトメールを増やす工夫をしてみましょう。

・登録情報を確認
登録情報が不十分だったり、数年前に登録した時のまま更新していなかったりしませんか?
もう一度、自分の登録情報を確認して空欄が目立たないようにしましょう。
また、定期的に登録情報を更新すると、企業が登録情報を見た時にあなたの転職への意気込みを感じることができます。

・転職サイトとフィルターを確認
転職サイトによって、首都圏の企業が多い転職サイトや関西地区の企業が多い転職サイトがあります。首都圏に強い転職サイトを利用しているのに、自分の住所が関西だったりするとマッチする企業がないためにスカウトメールが届かないという事態になっていることも。

また、転職サイトがIT企業向けなのに、営業職を探している…など、転職サイトと求めている業種とがマッチしていないということもあります。

・複数の転職サイトを利用する
転職サイトは1つだけに頼らず、複数登録しておくことをおすすめします。
転職のサポートをしてくれるエージェントサービスの付いた転職サイトもあるので、キャリアコンサルタントのサポートを受けるのもおすすめです。

スカウト機能をもっと効率的につかう方法

スカウト機能をもっと効率的に使う方法として、「検討リスト」があります。
実は、検討リストに入っている企業は、あなたがその企業を検討リストに入れていることが分かります。
すると、企業側もあなたの登録情報を見るきっかけに繋がる可能性もゼロではありません。

スカウトメールから転職に成功するまでの道のり

スカウト機能は一斉送信のようなメールから、企業の直々な個人面談オファーまで様々です。では、実際にオープンオファーのようなスカウトメールをきっかけに転職した人は、どのようなステップを踏んで転職に成功しているのでしょうか。

スカウトメール=内定ではない

何度も言いますが、スカウトメールは内定を確定するものでも、転職が有利になるものでもないので、勘違いしてはいけません。
まず、スカウトメールが来たら、その企業はどのような内容の会社なのか、インターネットを使ってしっかり下調べしましょう。

スカウトから面接と自分から応募して面接は変わらない

スカウトメールが来て、その企業に興味をもったら「応募」または「説明会申し込み」です。その際、スカウトから面接と自分から応募して面接は変わらないので、スカウトメールがきっかけだからと言って、就職希望理由を「スカウトが来たから」とは言わないようにしましょう。

興味のある企業には全力で面接に臨むことが大切

面接に臨む際に確認しておきたいことは、

・日時と場所(30分以上前に到着)
・服装
・面接に必要な書類

です。
また、

・自己紹介の内容
・志望理由
・採用されたらどう活躍したいのか

これら必ず聞かれる内容を前日までには頭の中で整理しておきましょう。
家族や友人に面接官役を頼んで、練習しておくと尚良いですね。